並々ならぬ熱量で次々と新規プロジェクトを成功させる―入社13年目社員の軌跡
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2025.04.16
プロフィール
江原 佑和(えはら ゆうわ)
所属:リストデベロップメント株式会社 投資・開発事業本部 1部
経歴:法政大学人間環境学部卒業 2021年新卒入社
新卒時はリストインターナショナルリアルティへ配属され、不動産売買仲介に従事。入社3年目のキャリア面談をきっかけにリストデベロップメントへ異動。現在は主に新築マンションの用地仕入を担当。
趣味はバスケットボール、サウナ。
――まずは江原さんがどんな学生生活を送っていたのか教えてください。
法政のバスケットボール部に所属していて、週3~4日はバスケをする生活を送っていました。中高では全国大会で優勝するような強豪校に所属していてキャプテンを務めていましたので、大学でも熱量持ってバスケを続けたいなと考えたのがきっかけです。
温泉でアルバイトもしていたので、熱波師の経験もあります!ここ数年でサウナがかなり流行したことは個人的には嬉しいですね。
――就職活動はどのように進めたのでしょうか?
初期の頃はぼんやりと「営業をやってみたいな」と考えていました。人とかかわることは好きで得意な方だと思っていましたし、営業職は成果を出した分だけ評価されるイメージもありました。部活の経験があるので、仕事をするなら中途半端にやりたくないし、成果が出たなら正当に評価されたいなと。
とはいえ具体的な仕事のイメージがついていなかったので、就活は幅広くスタートしました。いろいろな業界を見たのですが、正直ピンと来るところが多くはなかった印象でした。そこで自分は興味が湧かないとモチベーションに繋がらないタイプなんだと気付きました。
振り返れば、中高の部活もめちゃくちゃ厳しかったんですが、それでも乗り越えられたのはバスケが本当に好きだったからなんですよね。
「自分が好きだと思ったことを仕事にする」ということも就活の軸に加わり、当時は服が好きだったことから繊維系商社を中心に就活を進めていくことにしました。
不動産業界、実はリストしか見ていないんです(笑)。ある就活イベントで偶然リストのことを知ったんですが、その時に「Sotheby’s International Realty🄬」ブランドを活かした海外高級不動産を紹介していて。すごくキラキラしていてかっこよかったので、本当に興味本位でインターンに参加したんです。
インターンには現場社員もたくさん参加していたんですが、その時に会った営業担当がとてもかっこよくて。
お客様の一生に一度の大きな買い物に携わることにも魅力を感じましたし、営業スキルを磨いて自分もこんなかっこいい姿になれたらいいなという憧れがありました。
――繊維系商社メインの就活の中で、リストに決断したきっかけはなんだったのでしょうか?
一言で表すなら、ご縁だなと思います。最初に内定をもらったのはリストでその瞬間はとても嬉しかったのですが、繊維系商社も同じくらい志望度は高かったので回答を保留にさせてもらっていました。
ところが、予想外にコロナが流行し、「アパレル関連ってすごく興味はあるけれど、業界的にこの先大丈夫かな…?」と不安を感じる部分もありました。
そんな中、ある日美容室で髪を切っていたのですが、たまたま手に取った雑誌でリストが特集されていたんですよね。
「Sotheby’s International Realty🄬」を活用して富裕層向けのビジネスを拡大させているといった内容で、学生ながら「不動産業界もコロナの影響を受けている中、すごいな。リストってやっぱり良い会社なのかな?」と感じました。
そこに一本の電話。なんと、リストの人事からの電話だったんです!今ここで決めないと後悔しそうだなと直感的に思ったのと、こういう目に見えないご縁を大切にしておいた方がきっと後々良いことがありそうだなと感じてその場で内定承諾の旨を伝えました。
――思い切った決断ですね!その決め方をして、もっとよく考えればよかったと後悔することはなかったんですか?
後悔はなかったですね。コロナの時って、今まで当たり前だったものがどんどん崩れていく感覚があって。
今見えているものが今後も保証されるか分かんないのだったら、こういったご縁だったり自分の気持ちだったり、目に見えないものを大切にして意思決定したほうが思い切りがつくのかなと考えました。
――不安定な世の中だからこそ大手の安定した環境を選ぶといった考え方はなかったんですか?
そういった考え方の友人も多かったなと思います。ただ、僕は実際に働く姿をイメージしたときに、自分のやりたいことに取り組めないのはもったいないなと感じたんです。大手に入って望まない配属で最初の数年間を過ごすことになった場合、その方が後悔しそうだなと思って。
20代はスキルがグッと伸びる時期でもありますし、そうであれば会社にネームバリューはなかったとしても、若手でもやりたいことに挑戦できて活躍できるチャンスもあって、たくさんの経験を積めたほうが30代以降のキャリアにプラスになるんじゃないかなと感じていました。
――実際に仕事を始めてみてどうでしたか?
不動産の仲介営業からキャリアが始まりましたが、大変だったけど楽しかったなというのが率直な感想です。
一から十まで丁寧に仕事を教わるというより、「なんかあったら助けるからまずは自分でやってごらん」といった自分の意見を求められるスタンスだったので、お客様に納得して家を買っていただく方法を必死に考えていました。
ただ別にそれが嫌だったわけではなく、大変ながらも自分のスキルが伸びる実感を持てたのはすごく良かったなと思います。最初に主体性が磨かれたことは社会人として今でも役に立っていると感じます。
――仲介営業から今の仕入営業へキャリアチェンジしたきっかけは何があったのでしょうか?
営業として様々なエリアを見ていると、街によって特色が全然違うなと感じるんですよね。お客様からの声も「このエリアに、この建物に住みたい」という意見が多かったです。
そんなこともあり、物件の紹介を通じて目の前のお客様に幸せなライフスタイルを提案するのも楽しかったですが、今度は自分がその空間を創りあげてもっと多くの方々に喜んでいただきたいと考えるようになりました。
リストには入社3年目に人事とのキャリア面談があるので、そのタイミングで相談してLDに異動することになりました。
――実際にデベロッパーの仕事をやってみて、どんなところがおもしろいですか?
実際にそこに住んでくださるお客様をイメージしながら物件の企画をしていくのがすごく楽しいです!今ちょうど新築マンションの企画をしているのですが、間取りやデザイン、設備の仕様を一つ一つ決めていくんですね。そこではもちろん最新のトレンドを取り入れたり、入居者の生活をイメージしながら使いやすい間取りを考えたり、たくさんの情報を集めながら設計の方々と試行錯誤をします。
答えが無くて正直すごく大変ですが、完成した時を想像するとワクワクします。
――江原さんが仕事をしていくうえで大切にしていることはどんなことでしょうか?
「江原とまた一緒に仕事をしたいな」と思ってもらえることを意識しています。結局仕事は人と人の付き合いなので、出会った人とのご縁を大切にしていくことは大切なんじゃないかなと思っています。かかわった人にいかにプラスを生んであげられるかは大事にしていますね。
そのために基礎的なマナーや言葉の選び方、気遣いは大切にしていますし、相手がどうしたら仕事がしやすいかというのは常に意識しています。そこは仲介営業でしっかりと基礎を身につけられてよかったなと感じています。
もう一つは向上心ですね。仕事に前向きで一生懸命な人の周りにはそういう人が必然的に集まってくると思いますし、周りにそういう人が多ければ自分がしんどい時もモチベーションをキープしやすいと思っていて。
今がピークだなと思った瞬間から成長が止まってしまうと思うので、常に一つ上を目指して努力することは大事にしています。
――率直に、リストの好きなところはどんなところでしょうか?
人の良さだなと思います。困ったこと、気になることがあったら何でも話せますし、プライベートのくだらない話も含めて日常的に楽しくコミュニケーションが取れるところはいいなと感じています。
前向きに仕事を頑張りたいと考えている人も多いですし、上司に「●●をやりたいんです!」と話した時も明るく話を聞いて「やってごらん」と言ってくれるので楽しく働けているなと感じています。
正直給与面だけ考えたらもう少しもらえる会社もあると思うんですけど(笑)、同期とも「やっぱり人が良いからリストで働きたいよね~」とは話しています。
――最後に学生の皆さんへメッセージをお願いします!
就活で一番大切なことはしっかりと自分の芯を持つことではないかなと思います。就活は一喜一憂する場面が多かったり、いろんな人の話を聞いて自分の意見に自信が持てなかったりすることも多いと感じますが、大切なのは自分の納得感。
僕の友達にも大手を目指す人もいればベンチャーでガツガツ働きたいという人もいていろんな考え方があったんですが、他人の意見は他人の意見と割り切って参考程度に留めていたことが結果的に良かったと思います。
「ここで頑張ろう!」と腹落ちするまでやりきって、入社後も自分が納得して働ける環境を選んでほしいなと思います。就活生の立場だからこそ知れる話もたくさんあると思うので、いろんな会社でいろんな人と面談をしてみると良いと思います!