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2025.04.21

地域密着の「Glocal」と世界基準の「Luxury」を両立する成長企業のチャレンジ

地域密着の「Glocal」と世界基準の「Luxury」を両立する成長企業のチャレンジ

プロフィール
木内 寛之(きうち ひろゆき)
所属:リストデベロップメント株式会社 代表取締役社長
経歴:筑波大学第3学群基礎工学類卒業 2013年中途入社

新卒で鹿島建設に入社。日系・外資系不動産ファンドを数社経験した後、リストデベロップメントへ入社。
2019年より代表取締役社長就任。

世界的な不動産ブランド「Sotheby’s International Realty®」(以下、SIR)の国内独占営業権を活かし、富裕層向け不動産開発で急成長を続けるリストデベロップメント。50歳を過ぎてもトライアスロンに挑戦する社長の熱い想いと、2030年に向けた成長戦略をインタビューした。

日々挑戦!トライアスロンから学ぶこと

朝は毎日けっこう早いですね。経営者が集まる会員制のクラブに7時半には行っており、体調に合わせて泳いだり走ったりしています。趣味でトライアスロンを続けているので、日々の体力作りは欠かさず行っています。

夜は会食が入る日が多いですが、会食が無い日は社員と飲みに行くこともありますね。飲みすぎた翌日は運動がしんどいので、サウナで回復に努めます(笑)。もう50歳を過ぎましたが、最近は常にお腹が空いていますね。

代表の北見もすごく鍛えていますが、「やっぱりリストの役員って年を取ってもかっこいいよね!」と言われるようでありたいと思っています。
社内にトライアスロン部もあって20名ほど所属しているのですが、一緒に練習をしているとなんだかんだ負けず嫌いなところが出てくるのもありますね。5月中旬にもホノルルトライアスロンがあるので頑張ってきますよ(笑)。

トライアスロンは3種目やらなきゃいけないので、記録を伸ばすためには練習も含めバランスが重要になります。いろんなことを同時に考えることが仕事のマネジメントにも近い感覚なので、楽しく勉強になると感じます。

国内独占営業権を活かして

不動産業界における当社の唯一無二の強みは、富裕層の顧客基盤を持っていることです。リストグループは世界的に絶大な信頼を誇るSIRの国内独占営業権を取得しているので、これを活かした不動産開発は他社が簡単に真似できるものではないと考えています。

また、事業を展開している地域は日本だけではなく、すでにハワイのオアフ島、シンガポール、香港、タイに営業権を持っております。

残念ながら「リストデベロップメント」という会社の知名度は東京でもまだまだな部分があります。一方でSIRは世界からの注目度が高いので、ここ最近リストグループの認知度はグンと高まってきたようにも感じていますね。

あるプロジェクトでイタリアの超高級家具ブランドとコラボレーションした際にSIRのパワーを大きく感じました。そのブランドが日本に初めて進出するとのことで、一緒にプロジェクトを進める不動産会社を探したそうです。そこでお声がけいただいたのが当社でした。

一軒で二十数億円するプライベートレジデンスの開発でしたが、我々を選んでいただけた理由は「SIRを持ったリストグループならタッグを組めると思ったから」でした。ビジネスチャンスを大きく感じさせる出来事でしたね。

不動産業界のオンリーワンを目指す

リストデベロップメントは現在新築マンション事業、既存ビル/オフィス等のバリューアップ再販事業、富裕層向け開発事業を3本柱としています。どの事業も大切なものですが、今後は富裕層向け開発事業により注力していきたいと考えています。

人口減少に伴って国内の実需、例えば数千万円のファミリー層向けの住宅マーケットは縮小することは見えていますが、この10年で富裕層と言われる方々は増えています。そして富裕層の方々は安定的に物件の入れ替えや購入をしていくので、ここにダイレクトにアプローチできるのはやはり私たちの最大の強みです。

すでに都内の超高級マンションや高級邸宅をはじめ、ニセコや軽井沢、白馬といったリゾート地における高級コンドミニアムやヴィラの開発にも乗り出しており、成功を収めるプロジェクトも出てきました。

今だから言えることですが、2022年に白馬の土地を買った時、社内では期待より不安の声の方が大きかったんですよね。
「あんな高い土地買って本当に大丈夫なんだろうな?」と何度も確認され、その度に「もちろん大丈夫です!!」と笑顔で答えていましたが、内心はドキドキでした(笑)。でも担当者がすごく頑張ってくれたこともあり、結果としては非常に良いプロジェクトとなりました。

当社の売上が現在350億円程度ですが、中期計画として2030年に売上1,000億円を目標に掲げています。一見、かなりストレッチな目標に見えるかもしれませんが、この調子で富裕層向け開発事業を伸ばしていくことができれば十分に達成できる数字だと思っています。

国内外の富裕層から引き合いがあり、成功を収めた白馬プロジェクト

まず、「Glocal」というのは造語 になります。「Global」と「Local」を組み合わさったものですが、当社は横浜で創業し、地域密着を非常に大切にしてきました。「不動産会社は地域に根付いて事業展開をしなければならない」これはリストグループの代表である北見の信念です。

ただ不動産を作る、売るだけではなく、街の魅力を向上させることができる地域に愛される存在で在り続ける。リストグループ全体としてCSR活動にも力を入れているのはそういった背景があります。そうして街全体が魅力的になることで、自分たちが扱う物件の価値も上がります。住みたい街にすれば、住民が増えて活性化し、そしてそれが地域のためになり、最終的には当社の売上増加にもつながります。

この考え方は、世界中どこに行っても変わりません。当社が大切にする「Local」に対する想いを、「Global」に展開していきたい。ここから「Glocal」を大切にし続けてきました。

あとはどうやって地域に付加価値を生み出すか、というのも肝心な部分です。ここでSIRを活かした「Luxury」要素を混ぜていけるのが当社の強みで、他社ではできないやり方ができると考えています。

とはいえ、ただ創る商品、提供するサービスを高級にすればいいわけでもない。地域の魅力を引き出すためには、やはりその地域の気候、特産品、文化等を大切にすべきです。

そこで「地域資源×世界品質の共創デベロッパー 地域資源を活かし、世界基準の上質な暮らしを提供する」といったものが自然と出てきた形ですね。日本には世界に誇れるものがたくさんあります。その魅力を最大限に引き出す開発を進めていきたいですね。

不動産開発におけるオンリーワンとなることです。日本の不動産会社と聞けば誰でも数社はパッと社名が挙がりますよね?

では「富裕層に強い不動産会社を知っていますか?」と聞かれたらどうですか?これ、実は業界に勤める人でも回答が難しいんです。マーケットが確立されていないからなのですが、5年後くらいには誰もが「それはリストデベロップメントです」と口を揃えて名前を挙げるような会社になりたいですね。

高級住宅地を歩いているときに、「この建物すごくかっこいいな」「リストデベロップメントが手掛けているなら、納得だね」という会話が当たり前に聞こえてくるようになることが私の理想です。

今まで味わえなかった感動や驚きを

「リストにいることが誇らしい」と社員全員が感じるような会社作りをしていきたいです。リストに入社した時に感じたのは、社員自身がリストの持つポテンシャルに気付いていないことです。「SIRブランドを取得したといってもさ…リストって神奈川の会社でしょ?」とあまり前向きに捉えていない人が多く、すごく残念に感じました。

でも今はビジネス基盤が固まってきて、リストの強みをプレゼンできる人が増えてきたと思います。ようやく自分たちが実はものすごいポテンシャルを持っていることに気付いてきたのかなと。

それこそ健人君(今回のインタビュアー)なんて2015年入社なんだから、その変化を強く実感できるんじゃないの?

不動産ビジネスが拡大してるのもそうだし、農業を始めたり、チームを作ってプロダンスリーグに参戦したり、予想もつかないことがここ数年で進んできているよね。これがめちゃくちゃ面白い。

しかもただ面白いだけじゃなくて、ちゃんとグループとしても増収増益してきているので、これが順調に進んでいけばきちんと相応の給料としても皆さんに還元できると思う。

これからのリストグループにはもっと面白いことがいっぱい待っていると思うので、今まで味わえなかった感動や驚きが仕事で味わえると確信しています。

個人の成長が会社の成長へ

まず一つは自由な発想で仕事に取り組むことです。VUCAの時代と言われるように、今は本当に世の中の移り変わりが激しいので、いかに柔軟に変化へ対応できるかが重要ですよね。

私も柔軟に考える努力はしているつもりですが、経験を積むことが時には固定観念を生んでしまうこともあります。若手社員の自由な発想に驚かされることもたくさんありますので、どんどん意見を発信して社内に新たな刺激を加えてほしいと思います。

そしてもう一つは、とにかく失敗を恐れずチャレンジをしていくことですね。停滞は衰退の始まりとよく言われますが、これだけマーケットが動いているのであれば、もう去年と同じでいいやってことは絶対にありえないんです。そこに安住しないでほしい。

先ほどもお話しした通り、リストデベロップメントは今後事業領域がどんどん拡大していきます。しかし、この未来を実現するためには若い力が絶対に必要なんです。実際、2023年に設立したリストファーム(リストデベロップメントの子会社)の代表を務めたのは当時入社6年目の社員でした。

皆さんが活躍するフィールドはご用意しておりますので、思いっきり挑戦していただけたら嬉しいなと思います。
チャレンジすることが皆さんの成長に繋がりますし、皆さんの成長は会社の成長にも大きなインパクトがあります。共に素敵な未来を創っていきましょう!

リストデベロップメントならではの独自戦略が面白く、今後の成長が非常に楽しみですね!10年後の会社を創るのは今の経営陣ではなく、皆さんです。若手から成長したい、活躍したい、と考える方には面白い会社なので、ぜひエントリーしてみてください!

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