人は本気。 仕事は大きい。 だから面白い。
リストグループ公式オウンドメディア

2025.06.20

25卒新人研修に密着!Part2~開発現場見学、農業体験編~

25卒新人研修に密着!Part2~開発現場見学、農業体験編~

リストデベロップメント(以下、LD)では、配属後の新人研修の一環として開発物件の現地視察を実施しています。
都内の物件だけではなく、現在開発を進めている北海道のニセコエリア及び長野県の白馬・軽井沢にも行ってきましたので、今回はその様子をお届けします!

ニセコエリアの特殊性を体感!

藤原:
そうですね、4月22日~24日で行ってきました。今回の研修目的は開発物件の視察とリストファーム圃場での農業研修です。

LDは現在北海道のニセコエリアでいくつか開発を進めているので、外資系デベロッパーが進めている開発現場も含めて見学してきました。ちょうど雪解けの時期だったので、併せてリストファームの作付けも体験させていただきました。

谷平:
初日は移動がメインでした。羽田空港から新千歳空港まで2時間弱、そこからニセコエリアまで車で2時間半程度かかりますのでけっこう大変でした(笑)。飛行機搭乗の手続きもありますし、現地についてからレンタカーを借りる手続きもあるので実際はもう少し時間を使っていると思います。

現在北海道新幹線の延伸計画があって、2038?年に東京からニセコエリアの倶知安町まで直通になるらしいので、そうしたらもう少し移動が楽になるかな?

丹野:
ニセコエリアに着いてからは開発物件の見学をしてきました。自社の開発物件はまだまだ更地(※)に近いところが多かったですが、その分土地の広大さを感じられました。

周辺も見学してみて、こういう場所にこれからこんなものが建ったら確かに人がいっぱい来そうだな、需要がありそうだな、と想像できたのは楽しかったです。完成した建物を見学することも今から楽しみです!

※更地
まだ何も建っていない土地。

水町:
東京とは違った規模感だったよね!他にも他社さんが開発しているヴィラやホテルを見学したり、ニセコはスノーリゾートなのでゲレンデも実際に5箇所見てきました。

羊蹄山が開けて見えたり、スキー場に直結したところにホテルがあったり、富裕層の方々が宿泊するのも納得だなと感じました。ところどころ英語の看板もありましたし、1泊400万円を超える超高級ホテルもあるそうで、ニセコエリアは特殊だなと感じました。

他社開発のゲレンデ直結のホテル

農作業にチャレンジ!

丹野:
リストファームの農地で農業体験をしました。具体的にはじゃがいもの種芋作りとかぼちゃの育苗ポット作りにチャレンジしました。

じゃがいもって、芽がいくつか出るじゃないですか?それをそのまま植えてしまうと良いじゃがいもができないそうです。なのでそれを2つか3つにカットして、大きなじゃがいもが育つよう準備をしていきます。

かぼちゃは小さいポットに一つひとつ土を入れて、中心を指でへこませて種を蒔いていきます。かぼちゃの作付は3,000株ほどやりました。

作り終えたかぼちゃの作付ポット

藤原:
いやー、果てしない作業で大変だったね。じゃがいもはいくつやったか分からないくらい多かったんですけど、1日で午前と午後に分けて取り組んで、終わった時にはものすごい達成感がありました。

この作業は座ってやったので体力仕事ではないんですが、一日通してやると集中力が必要で、農家の方々の苦労が身に染みて分かりました。

水町:
ついかぼちゃの種を入れ忘れそうになっちゃうこととかあったよね(笑)。ポットもすごく薄いので、気付かぬうちに複数枚重ねたまま土を入れてしまうこともあり、最後20数枚足りなくなってしまいました…。

せっかく予定より早く終わったのに思わぬ形で捜索活動をしたのは苦い思い出です(苦笑)。

谷平:
農業は力仕事のイメージでしたが、こういった作業もあることを知れて良かったなと感じています。一見単純作業に見えるんですが、やってみると結構楽しくて!

最初は先輩方や現地の方々からやり方を教わるんですが、続けていく中で現地の方の手さばきを見て真似してみたり、コツを教えてもらったりして段々と少しずつ作業速度が上がるんですよね。こういう自分で工夫できる余地があるのも農業の面白い所なんだろうなと思いました。

日系企業としての価値を実感

谷平:
3日目は午前中に農作業の続きをして、午後には空港に向かうスケジュールでした。この日の作業内容は前日と違い、農場の整備体験をしました。冬場の除雪機の影響で畑に飛んできてしまった石や雑草を除去するんですが、これも一味違った大変さがあって…。

水町:
大変だったよね!前日の夜に雨が降ってしまって足元がぬかるんでいたので、足を取られないように気を付けながらの作業でした。

これは元々イメージしていたような力仕事だったんですが、普段の私たちの食卓に野菜が並ぶまでには、こうした見えない苦労があることを身をもって体感しました。

藤原:
仕事においてコミュニケーションはすごく大切だと改めて感じました。農作業は初めてで、農家の方々に一から教えていただきましたが、普段の仕事でも最初のうちは分からないことが多いので、たくさんコミュニケーションを取って教わったことを素直に吸収していくのが大事なのかなと思います。

水町:
実際に農業をやってみたことは大きな学びに繋がったと感じています。農業も機械化を進めたほうが効率が良い部分もあると思いますが、手作業は手作業ならではの良さや価値があると思いました。

あとは、学びが大きかったのももちろんですが、出張自体が初めてですごく新鮮でしたし、先輩方や同期と3日間でたくさんコミュニケーションを取ることができて単純にすごく楽しくて充実していたなと感じます!

谷平:
ニュース等で噂に聞いていたニセコエリアを実際に肌で感じることができたことは非常に良い経験でした。オフシーズンではありましたが、それでも外資がたくさん入ってきていて、街全体が開発で盛り上がっている感覚はありましたね。

今回は土地の段階での見学でしたが、今後更に開発が進んでいくことを想像するとワクワクしますね!数年後にもう一度来るのがとても楽しみです!

丹野:
盛り上がる一方で、開発が中途半端に終わってしまっていたり、完成はしたけどその後の管理が杜撰になっている現場もあって地域の方々が不安を感じているというお話も聞きました。

実際に現地に行き、自分の目で見てみることで、日系企業として私たちリストデベロップメントが開発に入っていくことの重要性に気付くことができたのは貴重な体験だったと感じます。

LDのホテルプロジェクト、「ラヴィーニュ白馬」へ!

谷平:
そうですね、5月1日~2日で行ってきました。今回はリストプロパティーズが所有する軽井沢の保養所に宿泊したので非常に刺激的でした。

藤原:
私は残念ながら家庭の事情で今回は研修に参加できず、上司の接客に同行したり、情報をもらった物件の現地確認をしていました。LDは白馬・軽井沢エリアでもいくつか開発案件を進めているので、北海道研修とはまた少し違った観点で勉強になりそうですよね。

丹野:
初日はまず軽井沢に行き、リストプロパティーズが保有しているヴィラをはじめ、いくつか物件を見学してきました。軽井沢に行くのは初めてだったんですが、東京ではまず実現できないような広い土地に別荘が並んでいて。軽井沢ならではの土地柄を学べたと感じています。

ヴィラを見学できたことで、少しだけ富裕層のイメージが掴めた気がしたのもよかったです。大理石のキッチン、お風呂やベッドルームが2~3個あるような間取りに実際入ってみて、今までの生活では馴染みが無いものの、今後は自分たちがこういう物件を企画していくんだと実感できました。

水町:
ニセコとは街の雰囲気が違うなと感じました。外国人より日本人の方が多いように感じて、同じスノーリゾートでもまた違ったニーズがあるんだろうなと思いました。

軽井沢で一通り物件を見学した後は、「ラヴィーニュ白馬」へ行きました。入った瞬間からもう、なんというか、高貴な香りがして(笑)。ロビーもすごく洗練されていましたし、フロントの方の佇まいも全然違って非常に高級感がありました。

一通りホテル全体や部屋の中も見学させていただきましたが、一つひとつのこだわりがすごくて!この場で全部お話しするのは難しいんですが…。

あえてカードキーにせず、ぶどうの実をモチーフにしたルームキーとしている。

谷平:
こだわりがすごかったよね!本当に鍵一つ、お手洗いの看板一つとってもこだわりが詰まっていて感動しました。

ちなみに、夕食もラヴィーニュ白馬のレストランでいただきました。ラヴィーニュ白馬は地産地消が一つのコンセプトになっているので、地元の白馬や長野で採れる季節の食材を使ったフレンチのコースでした。

メニューを一つひとつ、白馬に長く住む地元の方が説明してくださるんですが、本当に地元を大切にしたいという想いが伝わってきましたね。メニューもこの日のために考えてくれたようなもので、まずこういったところで食事をする機会も無いですし、いろいろな面でのこだわりを体感できたのは非常に有意義でした。

後日談として食事やワインの価格も伺ったのですが、値段を聞いたら余計に美味しかったなと思いました(笑)。

谷平:
2日目は部署単位で二手に分かれて行動をしました。私は、そうですね。平たく言うと山に登ってブランコを漕ぎました。

谷平:
すみません、きちんとお話をすると、白馬の周辺調査です。ホテルに泊まる方々はその前後で観光もされますので、周辺施設の視察を行いました。近くに岩岳があり、昨年末にゴンドラがリニューアルされたようなのでそこに行ってみました。

頂上からの眺望は絶景で、白馬の山々がすごく綺麗に見えます。頂上には軽食を出しているカフェがあったり、ハイジさながらの大きなブランコがあって。ハイジのBGMと共に絶景に向かって漕ぐブランコは爽快でした!

オフシーズンでもこうして楽しめる形になっているのはリゾート地として良いことだなと感じました。

丹野:
私たちはけっこう真面目にやってたよ(笑)?長野県の有名な農業法人さんの元を訪問させていただき、農業経営の勉強をさせていただきました。

農業のやり方というより、ビジネスとして農業を継続・発展させていくためにはどうすべきか?という観点でのお話でした。実際に北海道で農業体験もした後だったので、かなり身近に感じた内容でした。

水町:
「農家さんの目的は良い物を作ることだけど、ビジネスとしてやるのであれば同じやり方をしてはダメ。販路をどう拡大して、補助金も活用しながらいかに仕組みで売っていけるか?を考えていかなくてはいけない」という話が印象的でした。ビジネス目線で物事を考えることの難しさと楽しさを感じました。

谷平:
軽井沢も今回初めて行きましたが、別荘地エリアの見学は大きな刺激になりました。普段の生活では絶対に関わりがないような領域なので、今後自分がこういった事業の担当になっていく上ではどんどん自分をアップデートして知見を増やしていかないといけないと感じます。

また、ラヴィーニュ白馬のような大きなものを実際に実現している会社の規模にも改めて驚きました。非常に象徴的なプロジェクトになると思うので、「会社でどんなことをやってるの?」と聞かれた時にパッと答えられるものを見学できたことは大きかったと思います。

丹野:
ニセコ研修とはまた違って、今回は完成物を見学できたのがよかったです。作り手の目線として、どこをどういうレベルまで考えてこだわっていくのか学べたことは良い経験でした。

また、農業法人さんのお話はとても印象に残っています。
非常に成長期にある法人さんで、今はとにかく打席に立ってチャレンジすることを頑張っていると仰っていたのですが、それは自分自身の業務にも繋がるなと思って。
同じような気持ちで何事にもチャレンジしていくことが大切だなと感じました。

水町:
私は軽井沢に行ったことがあったのでなんとなくのエリアイメージは知っていたんですが、遊びに行くのと仕事で行くのでは見え方が変わりました。
自然豊かで閑静なエリアに、それを強みとした他にはない良い物件を作ろうとしていることを肌で感じて今から完成が楽しみです。

全体を通して、普段行かない場所に行き、日常生活では体験できないことを経験させてもらってとてもワクワクしました!
スノーリゾートだからこそ、今後はオフシーズンの楽しみもプロデュースできるような仕事もできたらもっと楽しいと思いました!

今回は開発物件の視察の様子をお届けしました。実際に現地に行くことで、座学では学べない多くの気付きがあったようですね!

LDは様々なエリアで開発案件を進めているので、もしかしたら来年の行先はまた違うところかもしれませんね。新人研修の様子は適宜発信していくので、次回もまたチェック!してくださいね。

SHARE

タグもチェック!

Check!List - リストデベロップメントの舞台裏を伝えるオウンドメディア > 記事一覧 > トピックス > 25卒新人研修に密着!Part2~開発現場見学、農業体験編~
リストグループの採用情報はこちら