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2025.05.22

D.LEAGUEへ参画!横浜初のプロダンスチーム「List::X」はなぜ誕生した?

D.LEAGUEへ参画!横浜初のプロダンスチーム「List::X」はなぜ誕生した?

プロフィール
岩城 隆範(いわき たかのり)
所属:リストプロパティーズ株式会社 アセット事業部 新規事業推進室 担当部長
   (兼任)リスト株式会社 社長室 業務企画課 担当部長
経歴:グロービス経営大学院経営研究科経営専攻卒業 2022年中途入社

日本大学経済学部卒業後、有名レジャー施設の運営会社に入社。その後、イベント会社やホテル業界・ブライダル業界での経験を積んで2022年にリストグループへ入社。現在はリストグループ内で2社兼任しており、様々な事業に携わる。
趣味はスキー、キャンプ、山登り、犬を愛でる。

24-25シーズンより日本発のプロダンスリーグであるD.LEAGUEへ参戦することを決めたリストグループ。横浜初のプロダンスチームとしての参画となりますが、どんな背景があったのでしょうか?

また、今回は新人研修の一環として実際に現地へ観戦に行ってきました!その様子をレポートいたします!

スポーツを通じた地域社会への貢献

主に観光施設やホテル運営をメインで行っています。
具体的には、リストグループで運営している横浜の観光施設「マリンタワー」事業、リストプロパティーズで保有している軽井沢のラグジュアリーヴィラおよび渋谷の無人ホテルのブランディングと運営のように、幅広く行っている形ですね。

それに加えてプロダンスチーム「List::X(リストエクス)」の運営も担当しています。

いくつかあるので、まずは商業的な観点からお話ししていきますね。

リストグループとして東京では「Sotheby’s International Realty®」ブランドを活かして富裕層に向けたビジネスをメインに展開をしてきていますよね?

一方で創業地の横浜では地域密着、地域貢献を大切にしています。

私自身もですが、親世代の大きな関心事の一つはやはり子どもなのですよね。中学校でダンスが必修化したこともあり、実は若年層において今一番伸びているのは野球やサッカーではなくダンスの競技人口です。

そうすると自分自身はダンスをやってこなかったけど、子どもがやるから興味を持って見に行く、という方が今も多いですが、今後さらに増えていくと捉えております。

ダンスをきっかけにリストグループを知り興味を持っていただき、数年後に住宅の購入や売却を検討する際にはリストを思い出していただける、というように今のPR戦略とは違ったアプローチでリストグループの認知度を高めることができると思っています。

街づくりの観点も持っています。リストグループは総合不動産会社ですが、建物を作るようなハード面だけが仕事ではありません。

街に人が集まって賑わうからこそ街が元気になるし、そのようにソフト面までプロデュースできることが街づくりに本当に必要な要素なのです。

私たちがダンスチームを持って、ゆくゆくはダンススタジオを展開し、そこに子どもたちや親世代が集まってくるという形を作れれば地域密着の街づくりの実現にも繋がっていきますよね。

そうですね、元々リストグループはプロサッカーチーム「横浜FC」やプロアイスホッケーチーム「横浜GRITS」のスポンサー、横浜マラソンやワールドトライアスロン横浜大会等の大会スポンサー、少年野球神奈川大会の開催など、創業の地である横浜を拠点として、スポーツを通じた地域社会への貢献を約30年間続けてきました。

List::Xも横浜市と連携協定を結んでおり、List::X及び横浜のブランド向上や市内外からの観光客誘致、市内のにぎわい創出への貢献を目標に活動をしています。

子どもたちへ、新たなアートライフを。

そうですね、まずはチーム名に込められた想いをお話しできればと思います。
「List::X」の「X(エクス)」は、ダンスの持つ本質と革新的な表現が融合する場を表現しています。
コロンを重ねた「::」は、横浜の開港都市として育まれた歴史を背景にゲートとしてみたて、160年前に新しい文化を受け入れたこの地で、未来のスターたちが世界へ通過するゲートとしての役割も表現しました。

時代が激しく移り変わる中で、List::Xは単に踊るだけではなく、「子どもたちへ、新たなアートライフを。」というスローガンを日々体現し、ダンスがもたらす喜びとインスピレーションを伝えていきたい。

こんな想いを込めてList::Xと命名しました。

チームコンセプトは
「old :: new(オールドトゥーニュー)」
です。

List::Xは14番目のD.LEAGUE参画となりますので、参戦の上では「他にはない価値観をどうやって提供するか?」を真っ先に考えました。専門的な話になりますが、ストリートダンスは時代別に分類することができ、70~80年代頃に流行したスタイルが「 オールドスクール」、90年代以降のスタイルが「ニュースクール」と呼ばれます。

D.LEAGUEに参戦しているチームを見ると、基本的にはどちらかに特化していました。それであれば私たちはどちらも踊れる優秀なダンサーを集めて、D.LEAGUEにはまだない世界を表現したいと考え、このようなコンセプトを設けています。

まずはD.LEAGUEでは優勝争いに絡めるようにチーム力を上げていきたいと考えています。その上で、先ほどお話ししたような形で、もっともっと横浜市民の皆様にとって身近な存在になっていきたいと思います。List::Xを応援してくださる方が少しでも増えてくれると嬉しいですね。

絶対に負けられない戦いが、そこにはある。

そうですよね、そこの説明も必要ですね。
D.LEAGUEは世界最高峰のプロダンスリーグで、2024年のパリ五輪にてブレイクダンス(BREAKING)が採択されたことを受け、2020年8月に発足しています。

全14チームが約半年間の「REGULAR SEASON」を戦い、勝ち点が高い上位6チームが「CHANPIONSHIP」へ進出。その結果を受けてSEASON CHANPIONが決定します。

List::Xは現在13位。シーズン序盤は調子が良く一時4位につけるものの、直近では5連敗となっており非常に苦しい展開です。今シーズンは残り2試合、2連勝して一つでも順位を上げていきたいところです。

しかも次の対戦相手は現在12位のBenefit one MONOLIZ。浮上していくためには絶対に負けられない戦いです。

SHOWのテーマは、心火(しんか)
心に燃え上がる熱意。炎。
闘志を燃やして生身で踊りちぎり、情熱を届ける。
強く燃え上がる炎の渦に、見ている人をのみ込む。

苦しい状況が続く中、選手たちは先だけを見て最後まで諦めず全力で日々の練習、試合に挑んでおります。ROUND13はなんとしてでも勝利を掴み取りたいですね。

ROUND13観戦レポート!

List::XやD.LEAGUEについて一通りお話ししてきましたので、ここからは観戦レポートをお届けします!
非常に重要な試合となるROUND13ですが、どんな試合展開になるのでしょうか?

今回はリストデベロップメントの新卒4名に加え、リストインターナショナルリアルティに配属となった同期や人事部のメンバーと観戦に行きました。

試合会場は東京ガーデンシアター。最大収容人数は約8,000人と、非常に大きな会場です。平日の夜にもかかわらず、会場はたくさんの来場者で賑わい、現地観戦ならではの熱気に包まれています。

会場内では軽食の販売も行っており、19時の試合開始に向けて軽く腹ごしらえをしました。

周囲を見渡すと、List::Xの応援グッズを持っている方も。とても嬉しいですね!

List::Xは1st MATCHの先攻。今回は14チームのトップバッターを務めます。
今回のSHOWテーマである「心火」を表すよう、白地に赤のユニフォームを身に纏って登場しました!

攻撃的で、「絶対に勝つんだ!」という感情むき出しの、まさに炎のような踊り。チーム一丸となって勝利を目指す姿は圧巻です。

後攻のBenefit one MONOLIZのSHOWテーマは「mythology」。鏡に映る姿と現実の姿のどちらにも美を求めて…こちらも非常に素晴らしいパフォーマンスです。

D.LEAGUEの面白いところの一つは、観客も審査に参加できるところ。審査6項目の内の一つが「オーディエンス」となっており、得票数が多かったチームに1ポイント入ります。
勝利を祈りながらList::Xに投票をしていきます。

最初の「オーディエンス」を取られ、一瞬嫌なムードが漂いますが…。
その後はList::Xのポイントが続き、4対2で見事勝利!!ナイスです!!

丹野:
プロダンスリーグの観戦は初めてでしたが、チームのテーマや色を、ダンスだけでなく、照明や音楽も使って表現していたのが印象的でした。また見に行きたいと思うぐらい、楽しかったです!

水町:
私も初めてDリーグを観戦したのですが、会場の雰囲気とダンススキルの高さに終始圧倒されていました。テーマである「心火」を、情熱的でメリハリのあるパフォーマンスで体現されていて、個人的には衣装チェンジ、アクロバティックやシンクロダンスが印象に強く残りました!

藤原:
生で見るダンスの迫力と各チームの世界観に圧倒されました!応援の方々の熱気もすさまじく、とても気持ちが昂る瞬間を味わえました!

谷平:
List::Xは苦しい結果が続く中での勝利ということで、喜びが特に印象的でした。初めてのシーズンながら果敢に挑み、チームとして成長していく姿は私たち新入社員が目指す姿と重なり、大きな感動を覚えました。
これからも感動を与える存在として、更なる活躍を期待しています!

6試合ぶりの勝利に思わず涙を溢す選手もいましたが、それくらい熱中して物事に打ち込めるのは素敵なことですよね。明日からの仕事に向けて、パワーをいただきました。
24-25シーズンは残り1試合ですが、25-26シーズンもぜひたくさんのご声援をよろしくお願いします!

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