最高級ホテルの知見を活かし、日本を代表する空間を創造する
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2025.07.16
7月10日、リストデベロップメント(以下、LD)は日本初進出となるラグジュアリーホテルブランド 「Anantara (アナンタラ)」を冠したホテルリゾート計画を発表しました。
今回は約30名の記者の方々が集まったプレスリリースイベントの様子をお届けします!
プレスリリースはこちら↓
https://cms.list.co.jp/news/wp-content/uploads/2025/07/Pressrelease20250710.pdf
※「Anantara」ブランドとは?
アナンタラ・ホテル&リゾートは、タイ発祥の世界的な高級ホテル&リゾートブランドで、独自の感覚で世界中のお客様をもてなしています。贅沢な空間で地域の魅力を最大限に引き出すように設計されており、ブランドのきめ細やかなサービスにより、旅行者はそれぞれの目的地の真の個性と触れ合うことができます。
タイ、アジア全域、中東、インド洋、アフリカで確固たる地位を築いており、最近ではヨーロッパの首都にも進出し、さらに広く認知されるようになりました。現在は25 か国で 59 軒のホテルを展開中です。
※アナンタラ・ホテル&リゾートの写真
――代表挨拶
まずは、Minor International Public Company Limited(マイナー・インターナショナル)創業者兼会⾧ William Ellwood Heinecke (ウィリアム・ エルウッド・ハイネッケ)様およびリストグループ代表の北見が登壇し、契約締結に至った経緯を語りました。
「Anantara」が日本初進出を狙うにあたり、LDが持つラグジュアリー施設の創造における卓越した専門性や、「Anantara」ブランドの理念との調和が今回のポイントでした。
――事業説明
続いて、「Anantara Karuizawa Retreat(アナンタラ軽井沢リトリート)」(以下、本施設)の計画概要について、LD社長の木内よりご説明いたしました。
◆本施設の計画地について
軽井沢は東京から新幹線で約1時間、車で約1時間40分と非常にアクセスが良く、日本を代表するリゾート地となります。その中で本計画地は軽井沢駅から車で約15分、最寄りのインターチェンジから約20分の距離になります。
本計画地の最大の特徴が軽井沢のシンボルである浅間山を一望できる立地になります。自然に囲まれた約4万㎡の敷地に浅間山の眺望を活かした、ここでしか体験できない特徴あるホテル&リゾートを計画しております。
◆本施設のマスタープランについて
本施設は大きく4つのエリアに分かれています。まず一つがメインビルディングであり、到着ロビー、オールデイダイニング、スパ、プールなどがこちらにございます。
浅間山へ正対する位置には23室のスイートルームがあり、客室内から浅間山が正面に望めるように計画しております。
18棟のヴィラエリアでは、軽井沢の歴史ある別荘文化を意識した意匠とし、ウッドデッキなどの充実したアウトドア空間によって、軽井沢の最大の魅力である四季折々の自然を感じられる計画としています。
最後のエリアはスペシャリティーレストランとなり、マイナーグループ様とロイヤルホールディングス様の、ホテル事業に並ぶ主力である飲食事業のノウハウによって、日本らしい食材本来の良さを活かした料理の提供を予定しております。
◆本計画のポイントについて
本計画はアジア最大手ホテルチェーンのマイナー・ホテルズ様による日本初進出かつ、最上級ラグジュアリーブランドである「Anantara」を冠する日本初のホテル計画です。
加えて、こちらは意外と感じられるかもしれませんが、海外ブランドによる軽井沢初のラグジュアリーホテルリゾートとなる予定です。軽井沢にはヒルトン様の「キュリオ・コレクション」や IHG様の「インディゴ」など外資系ホテルは複数ございますが、最上級ブランドは未進出であり、「Anantara Karuizawa Retreat」が軽井沢を代表するホテル&リゾートになることを見据えております。
※なお、本件は現在、建築確認申請の準備中であり、本記事に記載の内容は今後変更となる可能性があります。
――調印式
その後、ロイヤルマイナーホテルズ株式会社代表取締役社⾧の本山様およびLD社長の木内により、調印式を執り行いました。
「Anantara Karuizawa Retreat」が、軽井沢の新たなランドマークとなり、地域経済の活性化にも貢献することを願い、事業提携の契約を締結しました。
――質疑応答
最後に、記者の方々からの質疑応答を一部抜粋してお届けいたします!
◆ホテル開発に至った経緯はどういったものでしょうか?
木内:
インバウンド観光客の増加に加えて、日本の地方におけるラグジュアリーホテル市場は供給が少なく、弊社の顧客層との親和性が高かったためです。
◆ホテル開発事業はLDのビジネスの中でどのような位置付けでしょうか?
木内:
これまで当社が取り組んでおりました分譲マンション事業、収益アセット事業に加えてラグジュアリー不動産の開発に注力している中で、ホテル開発はその中核を担う事業であると考えております。
◆LDの競合優位性はどのように捉えていらっしゃいますか?
木内:
Sotheby’s International Realty®ブランドでの仲介事業による国内外の富裕層の方々とのネットワークに加え、富裕層の方々が求める施設、サービスを熟知している点だと考えております。
◆日本市場の魅力や成長性を教えてください。
ロイヤルマイナーホテルズ 本山様:
日本市場は世界有数の高い観光のポテンシャルを持ち、訪日外国人旅行者のさらなる増加が期待されています。特に、ラグジュアリーホテル市場は今後も成長が見込まれます。
国際的に評価の高いブランドを持つマイナー・ホテルズは、グローバルな運営ノウハウと強力なブランド力を有しています。一方で、ロイヤルグループは日本国内で70年以上にわたり培ってきた運営力とネットワークを強みとしており、両社の高い親和性を活かして日本市場に進出します。
ここ数年、LDでは様々なラグジュアリーブランドとの事業提携を進めております。世界有数のラグジュアリーホテルブランド「Anantara」の日本初進出という記念すべきプロジェクトを今回このような形で実現できることは大変喜ばしいことです。
日経新聞など100社以上のメディアで取り上げられ、世間からも非常に注目を集めているプロジェクトです。2030年の開業に向けて、プロジェクトの進捗が楽しみですね!今後も最新情報をどんどんお届けしていければと思いますので、引き続きCheck!してくださいね!